健診で「再検査」と言われたら
健診結果で「再検査」の判定を受けると不安になりますが、必ずしも重大な病気を意味するわけではありませんが、要検査の判定を放置すると、がんや生活習慣病の早期発見の機会を逃し、病状の進行や重症化のリスクが高まります。自身の健康を守るために、指摘された内容を軽視せず、速やかに医療機関を受診することが大切です。
「再検査」と「精密検査」の違い
判定区分とアルファベットの意味
健診の判定区分は、A~Eの5段階で表されます。A判定は異常なし、B判定は軽度の異常、C判定は要再検査、D判定は要精密検査、E判定は現在治療中または経過観察中を示します。アルファベットが示す意味を理解することで、自身の健康状態を把握し、適切な行動をとることができます。
再検査
再検査とは、健診で実施した検査を再度行うことです。採血や画像検査などで異常値が検出された際、それが一時的な変動か継続的な問題かを確認するために実施します。比較的簡便な方法で費用も抑えられているため、まず再検査から始めることが一般的です。
精密検査
精密検査とは、CT検査やMRI検査、内視鏡など高度な検査方法を用いて、身体の状態を詳しく調べることです。疾患の有無や原因を特定することを目的とし、病変の早期発見や最適な治療法の選択につながります。
どこで再検査を受ける?
再検査を受ける場所は、健康診断を受けた医療施設やかかりつけ医、総合病院などが良いでしょう。
状況に応じて適切な場所で再検査を受けることが重要です。
健診を受けた医療施設
健診を実施した医療施設で再検査を受けることがスムーズです。検査結果を把握しているため円滑に再検査へ移行でき、診療科をまたぐ場合も情報共有が容易です。必要に応じて専門性の高い医療機関への紹介も受けられる利点があります。
かかりつけ医・通いやすいクリニック
かかりつけ医であれば、これまでの健康状態や病歴を熟知したうえで的確なアドバイスを受けられます。精神的な不安も和らげられるため、落ち着いて対処できるでしょう。ただし、医療施設の規模によっては精密検査の設備がない場合があり、別途検査機関を紹介されることもあります。
総合病院・大学病院
総合病院は多様な診療科と高度な検査機器が揃っているため、専門性の高い診療が期待できます。また、異常値の原因が特定された後、対応する専門診療科での治療にスムーズに移行できる利点があります。ただし、紹介状がない場合は特別料金が発生する場合があるため、事前に健診を受けた医療施設に相談することをおすすめします。
いつまでに再検査を受ければいい?
再検査を受ける期限は健診結果によって異なります。
比較的余裕があるケースもあれば緊急度が高いケースもあるため、健診結果に指示に従いましょう。
3ヶ月後~6ヶ月後に一度は受診しましょう
要再検査や要精密検査の判定を受けた場合、3ヶ月後から6ヶ月後の受診が一般的な目安です。この期間内であれば病状の進行は比較的穏やかで、早期発見・早期治療がしやすい状況と考えられています。
健診機関から指定がある場合は従いましょう
がんが疑われる場合や緊急性の高い異常値については、速やかな受診指示が出されることがあります。異常値によっては即日の受診を求められる可能性もあるため、指定された期限を守って対応することが重要です。
健診の再検査にかかる費用
二次検査の費用は基本的には保険が適用され、下記のような費用負担となります。あくまで目安ですので、具体的な費用詳細は受診予定の医療施設へお問い合わせください。
| 検査内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 血液検査 | |
| 尿検査 | |
| MRI検査 | |
| CT検査 | |
| 超音波検査 | |
| 心電図 | |
| ホルター心電図 | |
| 胃カメラ検査 | |
| 大腸カメラ検査 |
自己負担がかからないケース
会社の制度により、会社側が二次検査費用を負担している場合であれば、無料で検査を受けられることがあります。どのような検査が対象なのかについては、職場に確認することをおすすめします。
