首がズキッと痛む原因

ぎっくり首・寝違え
(急性疼痛性頚部拘縮)
睡眠中の不自然な姿勢や首を過度に使った運動後に、首の筋肉や靭帯に急性の炎症が起こり、痛みと運動制限が生じます。
筋肉の過緊張・肩こり
長時間の同じ姿勢や姿勢不良により、首から肩にかけての筋肉が緊張し血流が低下することで痛みが生じます。デスクワークやスマートフォンの長時間使用が原因として多く、筋肉内に疲労物質が蓄積されることで慢性的な痛みやこわばりが続きます。
むちうち(頸椎捻挫)
交通事故などで首が鞭のようにしなり、頭が前後に振られることで起こる首の損傷です。外傷後しばらくしてから首の痛みや運動制限が現れます。
頚椎症
加齢により首の骨が変形し、脊髄や神経が圧迫される病気です。手のしびれを伴うことが多く、首の痛みで発症することもあります。
頚椎椎間板ヘルニア
椎間板が本来あるべき位置から飛び出し、神経を圧迫することで首の痛みや手のしびれを引き起こします。
頚部リンパ節腫脹
細菌やウイルス感染により、首のリンパ節が腫れて痛みを伴います。風邪や扁桃炎などの感染症が原因となることが多く、触れると柔らかいしこりとして感じられます。
後頭神経痛
首の付け根から後頭部にかけて刺すような痛みが繰り返し起こります。首や後頭部の筋肉によって神経が圧迫されることが原因で、1週間程度で自然に治ることが多いです。
手や指がズキッと痛む原因

へバーデン結節
指の第1関節に発症する変形性関節症で、関節に2つのコブができ、赤み、腫れ、痛みが生じます。40代以上の女性に多く、複数の指に発症するのが特徴です。
乾癬性関節炎
皮膚と関節に症状が現れる自己免疫疾患で、手足の指の関節に左右非対称の炎症が生じます。指全体が均一に腫れ上がる「ソーセージ指」や爪の変形が特徴的で、朝のこわばりが見られます。
腱鞘炎
腱とそれを取り巻く腱鞘に炎症が生じる疾患で、指や手首の痛み、腫れ、熱感、動きの制限が現れます。パソコン作業や楽器演奏など反復動作の多い職業に従事する場合に多く発症します。
ドケルバン病
親指の付け根に痛みが生じる腱鞘炎の一種で、手首を繰り返し使うことによる負担が原因です。物をつかんだり、ひねったり、持ち上げたりする動作が困難になります。
ばね指(狭窄性腱鞘炎)
指の腱を覆う腱鞘が肥厚し、腱の滑りが悪くなることで起こります。指を動かす際に「カチッ」という音が聞こえたり、指の動きが途中で止まって突然動いたりするロッキング現象が特徴です。
関節リウマチ
滑膜炎や関節に長引く炎症を起こす進行性の病気で、男性よりも女性に多く発症する傾向があります。第二関節や手首側の関節が痛むことが特徴で、進行するとボタン穴変形やスワンネック変形などの特徴的な変形が出現します。
手根管症候群
手首の手根管内で正中神経が圧迫されることで起こり、親指から薬指にかけてのしびれや痛みが特徴です。症状が進行すると親指の付け根の筋肉が萎縮することがあります。
腰がズキッと痛む原因

ギックリ腰(急性腰痛症)
重いものを持ち上げた時や不意に体をひねった時に、腰の椎間関節周囲の靭帯が捻挫を起こし、急に腰にギクッとする痛みが走ります。じっとしていても重い痛みが続き、動くと激痛が走るため身動きが取れなくなることもあります。
腰部脊柱管狭窄症
加齢により腰の骨が変形し、脊髄や神経が通る脊柱管が狭くなる病気です。しばらく歩くと腰の重さやお尻から足にかけてのしびれや痛みが現れ、休むとまた歩けるようになる間欠性跛行が特徴的です。
骨粗鬆症
骨がスカスカになり骨がもろくなった状態で、年齢とともに進行します。特に閉経後の女性はホルモン分泌の低下により骨密度が急速に低下しやすくなります。特徴的な自覚症状はありませんが、軽い衝撃でも骨折しやすくなります。
脊椎圧迫骨折
背骨が骨折して押しつぶされるように変形する病気で、日常生活動作時に強い痛みが生じます。骨粗鬆症がある高齢者に多く発症する傾向があります。
足先・足首・かかとがズキッと痛む原因

巻き爪・陥入爪・ひょうそ
爪が皮膚に食い込む巻き爪や陥入爪、細菌感染による化膿(ひょうそ)は、足指に強い痛みと炎症を引き起こします。不適切な爪の切り方や窮屈な靴の着用が原因となることが多く、放置すると悪化します。
痛風
尿酸が体内で結晶化し関節に沈着することで急激な炎症と激しい痛みを引き起こします。通常、親指の付け根に突然の激痛が集中し、関節が赤く腫れ上がります。男性に多い傾向があり、飲酒や食生活が関係します。
糖尿病神経障害
糖尿病により神経が損傷し、足の感覚が鈍くなったり痛みやしびれを感じたりします。特に足先に症状が出ることが多く、放置すると足の傷や潰瘍につながる危険性があります。
モートン病
足の指の神経が圧迫されることで、足の指の間に痛みやしびれが生じます。ハイヒールや窮屈な靴の着用、長時間の立ち仕事が原因となりやすく、女性に多く見られます。
疲労骨折
繰り返しの負荷により骨に微細な亀裂が入る骨折です。足の甲や踵に痛みが生じ、運動時に悪化し休息によって改善する点が特徴的です。
関節リウマチ
手指の関節をはじめ、足の関節に炎症が起こり、足指や足首に痛み、腫れ、こわばりが現れます。朝のこわばりが特徴的で、左右対称に症状が出ることが多いです。
外反母趾
親指の付け根の関節が外側に突出し変形する疾患で、歩行時の痛みや靴との摩擦による痛みが生じます。ハイヒールや窮屈な靴の着用などが関与し、女性に多く見られます。
変形性足関節症
足首の関節軟骨がすり減っている状態で、頻繁な捻挫や骨折歴のある人に多く発症します。歩行時の痛みが主な症状で、発症初期は歩行開始時に痛みがありますが、しばらく歩くと軽減する特徴があります。
膝がズキッと痛む原因

変形性膝関節症
膝の軟骨がすり減ることで骨同士が擦れ合い、炎症や痛みを引き起こす疾患です。中高年層に多く見られ、特に体重をかけた時や長時間の歩行後にズキッと痛むのが特徴です。進行すると関節の変形が顕著になり、日常生活に支障をきたします。
半月板損傷
膝のクッションの役割を果たす半月板が損傷すると、膝を曲げ伸ばしする時に鋭い痛みが走ります。スポーツ経験者や中高年に多く、階段の昇降や立ち上がり動作で強く痛むことがあります。
靭帯損傷
内側側副靱帯や前十字靱帯などが傷つくと膝が不安定になり、体重をかけた際にズキッとした痛みが現れます。外傷後に発生することが多いですが、加齢による変性でも起こります。
関節炎
感染性やリウマチ性の関節炎では関節内で炎症が起きるため、わずかな荷重でも痛みを感じます。熱感や腫れを伴うことがあり、早めの診察が必要です。
